皆さん、こんにちは!

いつも拝見しているブログのひとつに
書道家の武田双雲さんのサイトがあります。

先日、こんな言葉が紹介されていました。

奪い合えば足りず
分かち合えば足りる
高め合えば余る

先日からブログに書いているとおり
ここ数週間は、自社の存在意義・・・
すなわち経営理念の見直しをしています。

「精密部品加工分野で、社員一丸となって
   創意工夫を心がけ、こだわりあるモノづくりを続け
       時代の夢をかたちにすることで
           社会に貢献できる会社を目指す。」

厳しい環境下で、同業者は少ないパイの奪い合いで
どんどんと加工賃の下落が起きています。
どこでも、誰でもできる仕事は
昨年の単価の3分の1程度まで落ち込んできています。
この価格では、材料費を差し引くと残りはほんのわずかです。

分かち合う・・・企業間でワークシェアリングができるかといえば
難しいことかもしれません。

それよりも、高めあうことで、仕事を創出することが大切だと考えています。
自社の強みを明確にし、市場のニーズを少しずつ掘り起こし
今までなかった発想で新しい売りを見つけ出そうと試みています。
言うほど簡単ではありません。
でも、お互いに自社の強みを生かしたモノづくりを進めていけば
日本のモノづくりは、まだまだ優れています。
お客様に喜んでいただき、満足の先にある驚きを感じていただく
モノづくりをするためには、日々変わり、日々前進するしか道はありません。

難しいことをしようとしているわけではありません。
明日になったら、今日と少しだけ違うことをしてみようと思います。

 超精密サプライズ加工コンサルタント  伊藤智啓   (めちゃ・・・怪しい)