2008.9.23
君を幸せにする会社
皆さん、こんにちは!
今日は、村上肇さんの推薦図書「君を幸せにする会社」を拝読させていただきました。
(村上さんには、推薦図書じゃないですってと言われそうですが。)
当社では、今、全社一丸となって理念の共有を目指し会社の経営改革を進めています。
ところが、問題は山積しています。
ISO9001の品質マネジメントシステムを構築し顧客第一主義を唱えましたが、それもいつしか絵に描いた餅。
書いた餅もだんだんと薄れてくる始末です。
我々町工場の職人さんは、個々の仕事は責任を持ってきちんと果たしてくれます。
ところが、皆で何かを成し遂げようという気持ちが薄いのです。
1+1=2でしかなく、3にも、5にもなる能力を持ちながらなかなか協力して作業をすることができないでいました。
発展途上の当社も、古芝さんの工場を見学させていただき”儲けとツキを呼ぶ「ゴミゼロ化」工場の秘密”を皆で拝読し毎朝の床掃除やその他の3S活動を通じて、少しずつ気持ちが近づいてきたように感じていました。
しかしながら・・・従業員に「最近少しは変わってきたかな?」と聞いてみても「変わったのは、社長だけじゃない?」とつれない返事。
まだまだ努力が足りないと感じています。
そんな中、この本の中には、今後どのように会社経営をしていけばよいのかのヒントがたくさん書かれていました。
「いったいどうすればいいんだ? こんなにがんばっているのに。」
「答えは現場にある。」
「人は誰でも幸せになりたいと思っている。
でも当社も含めて、ほとんどの会社はお客様を幸せにすることよりも、 モノやサービスという機能ばかりを追及している。
会社の利益は、お客様の 幸せの対価ってことなんだ。」
「働く目的は、お金のためだけじゃない、人を幸せにするためなんだ。」
「お客様の幸せの前に、まず従業員のみんなを幸せにすることが優先だ。」
「社員から信頼されないのは、自分が社員を信頼していないから。」
「幸福は、外に求めるものではなく、幸福は自分のなかにあった。
幸福の源は、身の回りにあふれていて、そこに意識を向け感謝できるか どうかの違いだけだったのだ。
すべてに感謝することで、あらゆるものごとに 対する接し方が変わっていった。」
「他者と競ったり比較したりすることから自由になれば、 すべてに感謝の心をもって幸せに生きることができる。」
一冊の本からたくさんの学びをいただきました。
「利益は創造した本源的価値の対価である。」
仕事が欲しいからと理由も無く値下げしたり、他社と比較して製品の価格を調整したり・・・。
当社は、お客様からいただいた図面に基づいて製品を製作しその対価としての加工費をいただくのが仕事です。
我々の作った製品は、材料費、加工費などの経費の積み重ねでなく本来は、付加価値によって決まるべきものだと考えています。
たとえ1時間かかろうが誰でもどこでもできるものは、1、000円10分で作れても、世界中で当社しかできない製品なら、100万円でも安いと言っていただけるかもしれません。
良いものを作るには、自分が幸せを感じていることも必要ですね。
でも、満たされていることは、決して贅沢をしていることでもなければいわゆる平均水準以上の給与を得ていることでもないと思います。
普通に生活でき、普通に笑っていられることを幸せと感じ、心から周りの人々に感謝できるかどうかが大切だと教えていただきました。
創造することはたやすいことではありません。
でも、日々小さな努力を重ね、すべてに感謝し、それによって生まれる幸福感を周囲に分け与えていけるようになって愛に満ち溢れた会社になれたら、いつかすばらしいシンクロニシティに出会えると信じています。
村上さんのおかげでまた少しだけ目指すものが見えてきたようです。
ありがとうございます。感謝します。
今日は、村上肇さんの推薦図書「君を幸せにする会社」を拝読させていただきました。
(村上さんには、推薦図書じゃないですってと言われそうですが。)
当社では、今、全社一丸となって理念の共有を目指し会社の経営改革を進めています。
ところが、問題は山積しています。
ISO9001の品質マネジメントシステムを構築し顧客第一主義を唱えましたが、それもいつしか絵に描いた餅。
書いた餅もだんだんと薄れてくる始末です。
我々町工場の職人さんは、個々の仕事は責任を持ってきちんと果たしてくれます。
ところが、皆で何かを成し遂げようという気持ちが薄いのです。
1+1=2でしかなく、3にも、5にもなる能力を持ちながらなかなか協力して作業をすることができないでいました。
発展途上の当社も、古芝さんの工場を見学させていただき”儲けとツキを呼ぶ「ゴミゼロ化」工場の秘密”を皆で拝読し毎朝の床掃除やその他の3S活動を通じて、少しずつ気持ちが近づいてきたように感じていました。
しかしながら・・・従業員に「最近少しは変わってきたかな?」と聞いてみても「変わったのは、社長だけじゃない?」とつれない返事。
まだまだ努力が足りないと感じています。
そんな中、この本の中には、今後どのように会社経営をしていけばよいのかのヒントがたくさん書かれていました。
「いったいどうすればいいんだ? こんなにがんばっているのに。」
「答えは現場にある。」
「人は誰でも幸せになりたいと思っている。
でも当社も含めて、ほとんどの会社はお客様を幸せにすることよりも、 モノやサービスという機能ばかりを追及している。
会社の利益は、お客様の 幸せの対価ってことなんだ。」
「働く目的は、お金のためだけじゃない、人を幸せにするためなんだ。」
「お客様の幸せの前に、まず従業員のみんなを幸せにすることが優先だ。」
「社員から信頼されないのは、自分が社員を信頼していないから。」
「幸福は、外に求めるものではなく、幸福は自分のなかにあった。
幸福の源は、身の回りにあふれていて、そこに意識を向け感謝できるか どうかの違いだけだったのだ。
すべてに感謝することで、あらゆるものごとに 対する接し方が変わっていった。」
「他者と競ったり比較したりすることから自由になれば、 すべてに感謝の心をもって幸せに生きることができる。」
一冊の本からたくさんの学びをいただきました。
「利益は創造した本源的価値の対価である。」
仕事が欲しいからと理由も無く値下げしたり、他社と比較して製品の価格を調整したり・・・。
当社は、お客様からいただいた図面に基づいて製品を製作しその対価としての加工費をいただくのが仕事です。
我々の作った製品は、材料費、加工費などの経費の積み重ねでなく本来は、付加価値によって決まるべきものだと考えています。
たとえ1時間かかろうが誰でもどこでもできるものは、1、000円10分で作れても、世界中で当社しかできない製品なら、100万円でも安いと言っていただけるかもしれません。
良いものを作るには、自分が幸せを感じていることも必要ですね。
でも、満たされていることは、決して贅沢をしていることでもなければいわゆる平均水準以上の給与を得ていることでもないと思います。
普通に生活でき、普通に笑っていられることを幸せと感じ、心から周りの人々に感謝できるかどうかが大切だと教えていただきました。
創造することはたやすいことではありません。
でも、日々小さな努力を重ね、すべてに感謝し、それによって生まれる幸福感を周囲に分け与えていけるようになって愛に満ち溢れた会社になれたら、いつかすばらしいシンクロニシティに出会えると信じています。
村上さんのおかげでまた少しだけ目指すものが見えてきたようです。
ありがとうございます。感謝します。