皆さん、こんにちは!

今日は、”超精密サプライズ加工”について
お話しようと思います。

この言葉は、2006年に㈱創の村上肇さんに
ウエブサイトをリニューアル頂いた際に
考えていただいた言葉です。

超精密・・・精密加工より、より高精度なモノづくりを目指す!
サプライズ加工・・・お客様の事前期待を大きく上回るような加工の実現
            ”こんなすばらしいものができるのか?”と言っていただけるように
            驚きと感動を与えるモノづくりの実現を目指す!

こんな意味が込められています。
かなり大風呂敷を広げてますが、この言葉で当社のブランド作りが進みました。
これはひとえに、村上肇さんのおかげです。ありがとうございます。

Google検索でも、”超精密サプライズ加工”で検索いただくと
10数ページめくっていただいても、9割は当社の記事です。
すごいだろう!って、当たり前ですよね。
世界中で、私しか使っていない言葉なんですから。(笑)

問題は、大風呂敷広げて、さて、その後をどうするかです。

皆さんから、あいつちょっと変わったことできそうだ!と
思っていただいても、実際にできること、やっていることが普通だったら
一度は見ていただいても、長くは続きません。

興味を持って頂いたお客様を
更にひきつけて
長いお付き合いをいただけるかが問題です。

まずは、今目の前にみえるお客様に注力し
一つひとつお悩み解決の事例を増やすことで
さらに口コミで、お仕事を頂けるようになることが大切だと思います。

少し前は、いずれはナノ加工にチャレンジしようと考えていました。
でも、いろんな意味で、精密部品加工の延長線上には
ナノ加工はありません。

要求される精度もミクロンからナノ
0.001ミリを狙ってること自体も大変なことですが
ナノ加工では、0.000001mmの単位。
原子10個、分子1個の大きさを削って作る世界になります。

加工する機械も数千万円から一億を超え
検査機器だけでも、全部揃えたら、数億円
さらに工場の環境も恒温であることは当たり前で
道路が横を通っていたら、車の振動の影響や
当社のように、新幹線から近いと、磁場の影響も考慮する必要もあるそうです。

なんて考えてると、かかる経費は数億円
その上、一番大切な事は、お客様も今までは全く違った分野になるはずです。

というわけで、3年、5年先の実現は置いておいて
もう少し長いスパンで考えようと思っています。
決してあきらめたわけじゃありませんが
会社経営の目的は、社員の幸福と社会貢献です。

モノづくりを通して
世の中の方々の夢を実現するお手伝いをして
付加価値の高い仕事をし、社会に貢献して
社員さんとその家族が幸せに暮らせることが経営理念です。

10年後には、また違ったことを考え、行動しているかもしれませんが
時代の流れに沿って、企業変革したとご理解ください。(笑)