皆さん、こんにちは!

今日は、私がインターネットを
仕事に使おうと思ったきっかけについて
お話しようと思います。

私がインターネットに夢中になったのは、
97年4月から始まったバーチャルモール
”であいのまちこ”に参加したのがきっかけでした。

”であいのまちこ”は、当時の通産省が進めていた
バーチャルモールの実証実験のひとつとして、
このサイトの運営もされているNTTデータさんが取り組まれていた
数億円をかけた一大プロジェクトです。

3Dの仮想空間に、
自分の好きなアバター(化身)を選んで入っていくと
いろいろなエリアがあり、
きれいな街並ができていました。
もちろん、たくさんのお店が並んでいましたが
当時はまだ、インターネットで買い物をする習慣が無く
このプロジェクト自体の成果に関してはわかりません。(笑)

まちこには、数十人が一度にチャットできるエリアチャットや
特定の人のアバターをクリックすると
一対一でのシングルチャットができる
優れたチャットシステムも完備されており
今、話題になっているセカンドライフそのものでした。

当時私は40歳手前でしたが、
毎日、全国の方々と深夜までチャットを続け、
半年ほど過ぎた頃には、全国に50名ほどの友人ができ、
名古屋でオフラインミーティングを開催したり
地元の名産品を交換したりもしました。

蒲郡の名産品は、みかんとえびせんべいです。
水戸の納豆や地酒
鳥取からは梨
大阪からは逆さみたらし団子
(団子のたれがおまんじゅうの中に入ったもの)
などなど、いろいろなものを物々交換したわけです。

当時は、私の子供たちがちょうど七五三の頃で
親ばか丸出しの家族紹介のホームページを立ち上げて
お参りの様子やスキー旅行の様子などをアップして
インターネット仲間に紹介していました。

ある時、
パソコンを操作し、
サイトの更新をしている私の肩越しに
今は亡き父がふといった一言が
その後の当社の運命を大きく変えたのです。

「おまえ、そんなことができるんだったら、会社の宣伝もしたらどうだ!」

全国に50人もの友人ができた!
いろいろな地域の名産品も交換できる!
パソコンの操作もオンラインで、教えてもらえる!

インターネットは
使えるツールだとは思っていましたが

当時、私の頭の中には、
インターネットを仕事に使おう
という考えは全くありませんでした。

父の一言がなかったら・・・。

そう思うと、感謝すると同時に
今でも、お釈迦様の手のひらを飛び回る
孫悟空の気持ちです。(^^)

haiki1