皆さん、こんにちは! 今日は、下記の今週のお題に対し、回答させていただきます。

■経営理念をお聞かせください!■
以前、お聞きした「社是・社訓」にも通じますが、 意外にも「経営理念」はストレートにお聞きしてきませんでした。
とくに、新規加入の会員さんには、 自社のご紹介を兼ねて綴っていただけましたら幸いです。

先日の自己紹介でも、お話しましたとおり 当社は、私の父、昌年が昭和29年7月に創業した会社です。
創業以来、光学機器⇒計測機器⇒医療機器⇒OA機器⇒半導体関連機器⇒光通信機器⇒燃料電池関連機器と次第にお客様を増やし、 お客様は時代と共に変化してきましたが、 一貫して、精密部品加工の製造を通して、社会に貢献してきました。

【経営理念】
 「精密部品加工分野で、社員一丸となって創意工夫を心がけ、こだわりあるモノづくりを続け、時代の夢をかたちにすることで、社会に貢献できる会社を目指す。」

一、 私たちは、仕事に対し、常にプライドを持ち、知恵を重んじる社風を大切にして、失敗を恐れず、日々前進すること心がけます。
一、 私たちは、「誠実、感謝、思いやり」の心を持ち、明るく、楽しく働ける職場づくりを目指します。
一、 私たちは、顧客第一主義を徹底し、お客様からのいかなる要求にも応えることができるように、最新鋭の工作機械の導入及び加工技術の習得を続けます。
一、 私たちは、”鶏口牛後”の精神を持ち、品質・加工技術において、他社との差別化を図り、小さくてもキラリと光る会社づくりを目指します。
一、 私たちは、社業を継続することで、地域社会の活性化を目指し、会社を取り巻く仲間、地域の人々と共に、幸福な人生を歩めるよう、輝く未来を創造します。

経営理念とは、自社の存在意義を明確に示したもので、 これさえ、きちんと決まっていたら 極端に言って、誰が社長になろうと、 その会社の軸がぶれないほどのものであることが理想だと考えています。

しかしながら、当社の理念は 私が4年前に愛知中小企業家同友会に入会してから ご指導いただいて、作成したものです。
ですから、創業者が作ったものではありません。
言い方を変えると、 私が考え、私の想いがストレートに反映されたものなのです。

ただし、現状では、私を含め、社員のみんなが納得している理念ではなく これから、どんどんと当社の存在意義を明確に示したものに 仕上げていかなくてはと思っています。

伸びる企業は、経営理念が明確になっており、 各部門の目標は毎日朝礼で唱和され、 ベクトルあわせができており、 進むべき道が明確になっています。

一人ひとりの社員を、 長さ(能力・やる気)と方向性を持ったベクトルと考えると 個々の力は小さくても、同じ方向に向けば、会社は伸びるはずです。

逆に、伸び悩んでいる企業は、 社長は、自分ひとりで努力しているつもりでいても 社員の力は、各自ばらばらな方向に向いているため、 分散してしまい、効果がでません。
結果として業績も伸びないのです。

いくら一生懸命に汗をかいて働いても、 間違った方向を向いていたら会社は伸びません。

従業員の皆さんが、力を合わせて、 組織としての力を発揮し、 1+1=5にも10にもなるような そんな会社づくりを目指しています!